彼がこの世を去って11日が経った

 

あの日から、ずいぶん時間が過ぎました。

未だ、ホントのことと受け止め切れていない感じです。

 

2020年7月18日。
この日に起きた悲しい出来事を、この先もずっと忘れることはないのかもしれない。

うーん、どうしたもんでしょうか。
気持ちの整理のために、駄文を書こうかと。

 

 

息子ほど年の離れた彼

知らない人の方が多いですが、ずっと春馬くんのファンでした。

SNSのプロフィール欄にしか書いてなかったのでね。

我が家では「春馬さま」と呼んでいました。

 

出先で宣伝広告を見るたびに「ふふっ」と、ひとり秘かにニヤけてしまうぐらい。

これは、2017年にFacebookに挙げた写真。

 

駅のホームを降りたら、迎えてくれたので、嬉しくなってパチリ。(自販機の側面です)

すっかり怪しいオバちゃんです。

 

考えたら、私が産んでもおかしくないぐらいの若さなんですよね。

お母様とのほうが年齢が近いという事実・・・。笑

 

輝いていた彼

昨年は、念願かなって「同じ空気を吸う」ことができました。

ずっと観たかった舞台『キンキーブーツ』(2016/2019)。

チケットの抽選に当たったときは、嬉しさのあまり絶叫。笑

 

この写真は、着席後すぐにコッソリ撮ったもの。

後ろに見えるのは、冒頭のセット(緞帳の前に設置されてた)、チャーリー(小池徹平君)の工場の前のシーンです。

開演後しばらく経ってからローラ(春馬さま)が登場したときは、前のめりでオペラグラス越しに拝みました。笑

キラキラ輝いていました。

 

観終わったあとはすっかり舞い上がって、思わずキーホルダー(左上)を買ってしまいました。

結局、もったいなくて使えてないんだけど。笑

 

何も変わらない毎日

あの日以来、結果的に毎日、各メディアで見聞きすることになってしまった彼の写真や動く姿や声や名前・・・、それらをとても不思議な感覚で受け止めています。

亡くなるまであまり関心が無かった人たちも悲しんでくれていて、早すぎる死を惜しんでいて、口々に素晴らしい人だったと言っていて、涙して、毎日想って、同情を寄せて、辛い気持ちになって、好きになってくれて・・・

でも、もう居なくて。

 

ホントなのかなぁと、どこかフワフワした気持ちのままなんだけど、ふとした瞬間に、ホントなんだよなぁと思うこともあって。

だけど毎日、仕事にもちゃんと向かえてしまうほど冷静だったり、テレビを見ていつも通りに笑えてしまったり、ご飯やお菓子を食べて美味しかったり、来週や来月のこともしっかり予定を立てていたり・・・

いつもと変わらず普通に暮らせてしまうのは、この年齢であるからこそ成せる業なんだろうなぁ。

 

逃げるという選択肢

彼がしてしまったことは、決して褒められたことではないんだけれど、でも、どうなんでしょうね。

死を選択した理由については、憶測としていろいろ言われていますが、こうなって彼は今、本当に楽になれたんですかねぇ。

 

ふと思い出したんですよ、この言葉を。

「逃げるは恥だが役に立つ」

これ、元々はハンガリーのことわざなんですよね。

件のドラマ内では、平匡さんによって、こんな説明がなされていました。

『後ろ向きな選択だっていいじゃないか、恥ずかしい逃げ方だったとしても、生き抜くことの方が大切で、その点においては異論も反論も認めない』

【ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」より】

 

真面目さゆえ、辛いことから逃げられなかったんでしょうかね。

それとも、「自死」という逃げ方を選んでしまっただけなのかなぁ。

つまり「生き抜く」という選択肢は無くて?
「恥」を選べるほどカッコ悪い自分を見せたくなくて?

誰だって恥をかくことはイヤだろうけど、でもきっと、死ぬよりは役に立ったはずなんだけどな。

そういえば『わたしを離さないで』(2016)とか『僕のいた時間』(2014)では、死と向き合う役どころだったんだよなぁ・・・。

【追記】『恋空(2007)』も、でしたね。

死にたくなかった役を演じてみて、当時はどう感じていたのかな。

 

 

妥協しながら生きよ

生きていればイヤな思いもたくさんするし、投げやりにもなりますよ、えぇ、オバちゃんもそうです。

何も無かったとしても、日々気持ちのアップダウンもありますしね。

実写映画化(2015)の失敗や酷評に関しても彼の責任ではない(むしろ与えられた役をちゃんと演じててアッパレだったと思うよ。日本一演技がド下手だなんて言われる筋合い無い!)、人のせいにしとけばよかったのに。

原因については、焦り、嫉妬、裏切り、監視、否定、いろいろ言われてるんですが、人は理想ばかりでは生きられないし、妥協も時には必要で、たまった毒を吐きながら、ガスを抜きながら、騙し騙しやり過ごしていけばいいんだけど、周囲からの「イイ人」の期待値が大きいと、真面目さゆえそれを裏切ることができなくなるんでしょうね。

もっと、いい加減でよかったのに。

 

所詮、わからないんだけどさ

・・・とりとめもなく書きましたが。

オバちゃんの、このモヤモヤは、時間薬が解決してくれるのでしょうかね。

私自身、人に頼らない自己解決型の強い人間なので大丈夫なんですけど、それゆえ、なかなか消化しきれそうにありません。

・・・というわけで、オチ無く終わります。笑

AUTHOR

森北博子
森北博子ぴんぽいんとパソコン教室 主宰
パソコン教室に8年勤務後に独立、2012年6月から自宅にて【ぴんぽいんとパソコン教室】をスタート。ちょっと変わった変なものが好きなB型。趣味はカエル雑貨収集とフィギュアスケート観戦(ちょっと滑れます)。