インデントの活用★ワードでチラシ作成

インデントとは?

本文と区別をするために、行頭の開始位置を下げて文章を書くことがありますね。

1行で終わらず2行に渡る文章の場合、2行目以降も折り返し位置を1行目に合わせたいはずです。

ワードインデント001

多くの方は上の図のように、1行目の最終文字の部分で強制改行し、2行目の行頭にスペースキーで空白を空けているようです。

でも、1行目に文字を追加したり削除した場合は、改行の位置がズレるため、2行目以降の折り返しを手動で修正しなければいけません。

ワードインデント002

これではとても面倒ですし、長文になればなるほど、見落としてしまう可能性も高くなります。

そこで「インデント」の登場です。

「インデント」とは、文の開始位置を右にずらす「字下げ」のことです。

ワードインデント003

インデントを使うと、文の開始位置を「〇字文下げる」という指示が2行目以降も自動で適用されるので、文字の追加や削除があっても、ズレの修正を心配する必要はありません。

ワードインデント004

インデントの使い方

1.字下げしたい部分を範囲選択する

2.「ホーム」タブ→「段落グループ」→「インデントを増やす」をクリック

※1回クリックするごとに1文字分の字下げが行われます
ワードインデント005

 

※インデントを解除したい場合は「インデントを減らす」ボタンを1文字/1回分ずつクリック
ワードインデント006

 

ぶら下げインデントとは?

項目を列挙したいときは、「箇条書き」の機能を使うと便利です。

「箇条書き」の機能では、行頭に記号を付けて項目を見やすくすることができます。(記号は好きなものを選ぶことができます)

ワードインデント008-3

2行目以降は、行頭の記号から1文字分下がった位置で、文が自動的に折り返されるようになっています。

また、改行をすると引き続き次の行の先頭にも、同じ記号が自動的に表示されるようになっているので、いちいち記号を入力する手間が省けます。

しかし下の図のように、行頭が記号ではなく「注1:」「注2:」のように複数の文字の場合は「箇条書き」の機能が使えません。

このような場合は「ぶら下げインデント」を使うと便利です。

ワードインデント009-2

「インデント」と同様に、項目の内容が長文の場合、自動で折り返した2行目以降の行頭が揃うので、見た目がキレイです。

ぶら下げインデントの使い方

1.字下げしたい部分を範囲選択する

2.「ホーム」タブ→「段落グループ」右下の「↓」矢印をクリック

ワードインデント010

3.「インデント:最初の行」の「V」をクリックし、「ぶら下げ」を選択

ワードインデント011

4.2行目以降下げたい文字数分だけ「幅」に数値を入れる→「OK」ボタンをクリック

ワードインデント012

2行目以降が「ぶら下がった」状態で、行頭の位置が揃いました!

ワードインデント013