ホームページは仕上げを怠ると反応が薄くなる
夏のお休み期間中も、ワードプレス(ホームページ関連)の仕事は大忙しでした。
レッスンに、代行に、メンテナンスに・・・と、ニーズの高さを改めて感じます。
ワードプレスレッスン最終回での出来事
先日、ワードプレスレッスンの最終回を迎えたお客さまがいらっしゃいました。
「もう教えていただくことが無いかもしれませんが、一応、最後のご挨拶にと思って(レッスンに来ました)」との言葉通り、その時点で既に全てのページが写真と文章で埋め尽くされていました。
通常、ワードプレスレッスンは目安として2時間レッスンを6回(期間は3カ月)で仕上げていきます。
でもそのお客さまは、忙しい時間をやりくりしてコツコツ作業を進め、全5回で最終回の日を迎えることができたのです。
すでに公開済みのホームページは「素敵なホームページね」「ここまで作ったなんてすごいわ」と読者さんの反応も良いそうです。
コツコツ頑張った甲斐がありましたね!
最後に一番大切な作業を
「では、最終チェックをして終わりましょうか^^」
この最終チェックは、一番大事な作業ともいえます。
これをしておかないと、反応の薄いホームページになってしまうからです。
それは・・・
読者の欲求に基づく「次の行動を読む」こと。
つまり、「動線チェック」です。
読み手の心理を考える
動線チェックをするうえで、私が大事にしていることは「想像力」。
- このページを読んだ読者は、どんな気持ちの変化があるか?
- その気持ちから、次の行動は何をしたいと思うか?
- さらに読者に「心地よいな、親切だな、助かるな」と思ってもらうために出来る工夫は何か?
を、読者になったつもりで考えていきます。
そうすると、
- ここにあのページへのリンクがあると、詳しい情報・関連した情報が得られるなぁ
- このボタンのデザインを変えて目立たせると、すぐに見つけることができるなぁ
- ここでこの色を使うとゴチャついた感じを受けるし、かえって印象に残らないなぁ
- ここは見出しを使うと、全体がスッキリ読みやすくなるなぁ
・・・といった小さな改善点がたくさん見つかるのです。
何も知らないから、わかることがある
当教室のお客さまは、サロン・教室・店舗など、異業種ばかり多種多様です。
私自身が利用したことが無い業種や、初めて聞く業界の方々も多く、その点に関しては「知識ゼロ」に近い状態でレッスンに臨みます。
よく知っていた方が良い場合もありますが、「知らないこと」こそ、ホームページ作りに於いての強みだと考えています。
ホームページの最大の役割は、自分の活動を知ってもらうこと(周知)、そして新規顧客の獲得です。
ホームページに初めて訪れた人が、どんな経過をたどってサービス内容に興味を持ち、購入(申し込み・訪問)という行動をとるようになるか。
「はじめまして」の状態から「顧客・ファン」になるまでの心理を考えるには、「よく知らない強み」こそがカギとなるのです。
ホームページを軽視してはいけない
「ホームページからの反応が薄い」といって、アメブロなどのレンタルブログやSNSの更新ばかり頑張って、ホームページを放置する人が多いようです。
レンタルブログやSNSは、コメントや「いいね!」がついたり、シェア・リツイートされたり、といった読者の反応がすぐに返ってくるので更新の励みになり、楽しんで続けやすいのでしょう。
でもホームページを軽視してはいけません。
むしろ絶対無くてはならないものだと考えます。
(これについては改めて別記事を用意しますので後日)
本来ホームページとは、読者が必要な情報をギュッと一か所に集約して、見やすく整えたものです。
反応が薄い原因は、そのホームページが読者の心理を考えず、読者にとって不親切だから。
反応が悪いなら、良くなるように改善をすればいいのです。
一人じゃないから完走できる
これまで何度も書いてきましたが、ホームページ作りはとても時間がかかり、完成させるまでに気力も体力も必要な、大変な作業です。
だから、
「途中で挫折して放置」
という状態に陥りやすい。
ワードプレスレッスンは、ホームページ完成まで併走します。
一人で取り組むと途切れがちな「ホームページ作るぞ!」の情熱を絶やさないよう、短期集中3カ月で仕上げるべく「宿題」を出してペース配分していきます。
もちろん、最終チェックもやります!
読者の反応がシッカリ得られるよう、すみずみまで改善していきますよ。