家に居る今「ホーム」を整える重要性

 

ステイホーム生活も2カ月を過ぎ、さらに1カ月の延長決定。

皆さんの「お家時間」をSNSやZoom茶会などを通して知るうちに、それぞれがもつ「価値観」が浮き彫りになっていて、興味深いなぁ~と感じます。

  • 家族との時間や家庭生活を充実させようとする人
  • 仕事再開に向けて意欲的に新しいことにチャレンジする人
  • 新たな趣味や、興味をもったことに取り組む人

何もせずただジッと事態の終息を待つのではなく、それぞれの価値観に従って何らかのアクションを起こしている様子に、「前に進もう」とするたくましさを感じて清々しいです。

 

 

お客さまを通して知る「今やるべきこと」

私は、というと、相変わらず仕事をしています。

つまり、月極契約代行作業ホームページ制作(プラス、予備校の教材組版(注))です。
注:結婚前に働いていた編集事務所から仕事を貰い在宅作業することを20年続けています。

それぞれのご依頼を通して感じるのは「今やるべきことを、しっかりやっておく」という備えの大切さでした。

今日は、そのうちいくつかのケースを、ご紹介していきたいと思います。

 

月極代行サービスご利用のお客さまの場合

ケース1:

今まで「やりたいな」と思っていても進められなかったことを、ステイホームの休業期間にチャレンジされています。

ご自分で作業する中でわからないことがあると、ご質問を頂き、調べたり代行したりデモに協力したり・・・といった形でお応えしています。

こうしたお客さまの取り組みがきっかけとなって、私が知らなかったことを学ばせていただけているのは、とってもありがたいことだなぁ、といつも思います。

 

ケース2:

ステイホーム期間中にも営業をされている店舗経営者さまの場合は、LINEの配信代行を通して、お店が営業していることをお伝えして常連様とのつながりを継続できるようにしています。

また、定期的におススメ商品の紹介をすると同時に、配達もお請けしていることをお知らせして、常連様のニーズにもお応えできるようアピールしています。

 

 

 

ホームページ制作をご依頼のお客さまの場合

ケース1:

長らく放置していたホームページの情報が古くなってしまったため、これを機に新たにワードプレスで作り直したい、というご依頼がありました。

掲載内容も一新する必要があるため、イチから文章を考え、写真素材を用意していかなければいけません。

これまで、日々の業務に追われて忙しく、なかなかホームページ作りに専念できる時間が無かったけれど、ステイホームの休業中を利用して、しっかり時間をかけて作っておきたいとのことでした。

 

ケース2:

2年前、当教室でワードプレスレッスンを受講して、ホームページを完成されたお客さまからご相談がありました。

「こういう機能があると便利だな、と思うのですが・・・」と、やりたいことをいくつか挙げてくださいました。

そこでお調べして、使い勝手の良さそうなプラグイン(ワードプレスの拡張機能)を見つけ、設置の代行をして正常に稼働するかテストをしました。

私自身、2年前よりもずいぶん知識と経験を積んだので(笑)、こういったご相談を通してずっとサポートさせていただけることを、嬉しく思いました。

 

ケース3:

コロナ明けに備えて新たな事業展開を計画している、というお客さまから、依頼を受けて、ランディングページを制作しています。

すでにホームページをお持ちでいらっしゃるのですが、新サービス専用の告知ページを作り、それに対して広告を打っていく予定だそうです。

外出自粛期間が明けたとき、反動として消費活動も活発化するはずです。

その時にすぐ対応できるよう今から準備しておきたい、とおっしゃっておられました。

 

 

総じていえることは「ホーム」の整備

これらのケースからわかることは、みなさん「ホーム」の整備に力をいれていらっしゃる、ということです。

「ホーム」とは、店舗や教室、常連様との絆、提供する商品・サービス自体であったり、ホームページ・SNSなどのツールであったりします。

ご自身が事業活動を行っていく上で、土台(基礎)となる部分を、より強固にしていくこと

それが出来ていれば、この先もし同じような事態が起こったとしても、耐えていける・存続していけると知っているからなのだと思います。

 

 

コロナ禍でガラッと人生が変わっても

「まさかこんなことが起きるなんて」と、誰もが思ったであろう、このコロナ禍という現実。

経済的にも、精神的にも、ギリギリで厳しい・・・、という巷の悲痛な声は、SNSを通しても頻繁に挙がってくるようになりました。

ひょっとしたら、これを機に、或る人は廃業を、或る人は職種転換を、選ぶこともあるかもしれません。

一方で、仕事に追われてカリカリした生活から強制的に解放された今、家族の大切さに改めて気づいた方もいるようです。

間違いなく、多くの人の生活がガラッと変わっていきます。

この先何が起こっても、自分の生きていくベースとなる土台(ホーム)を「しっかり強固なものに」しておかなければいけない、と感じている方も多いのではないでしょうか。

何を「ホーム」とするかは、人それぞれ。

お客さまとの仕事を通して、私も土台の見直しをしっかりしていきたいと、改めて思いました。