画像素材は妥協するな!|育つホームページの作り方-04
ホームページ作りのヒントをお伝えするシリーズ。
これまでお伝えしてきたことはコチラ。
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目次
画像素材を用意する
次は画像素材を用意します。
設計図を元にページを構成し、それぞれのページの文章入力が終わっているので、どこにどんな画像を入れればいいか、イメージしやすくなっているはずです。
どこにどんな画像が必要かを考える
まずは、どんな画像が必要なのかを書き出してみましょう。
- 文章を説明する写真やイラスト
- イメージを伝える写真
施術風景・レッスンの様子・施設内の写真など - 作品や商品の写真
- プロフィール写真
- ロゴマーク(必要であれば)
項目を挙げたら、さらにどんなカットの写真がいいか、どんないろのイラストがいいか、など具体的に書き加えてみてください。
外注するか?自分で用意するか?
写真は、すでに自分で撮りためた写真を使ってもいいですね。
パソコンやスマホなど写真があちこちに分散している場合は、使うものを一か所にまとめて保存しておきましょう。
そして足りないものは、外注するのか?自分で用意するのか?を決めます。
外注は、写真の場合はカメラマンに依頼したり、ロゴマークの場合はイラストを描ける人に依頼します。
自分で用意する場合は、写真は新たに撮影したりウェブ上の素材から探します。
ロゴマークを自分で描けるならデジタルデータ化して作っておきましょう。
※ちなみに、当教室ではホームページ作成代行の際に、必要であればプロのカメラマンさんをご紹介しています。プロフィール写真や、施術・レッスン風景、商品・作品撮影などにも対応してくれるカメラマンさんです。プロに撮ってもらった写真データは財産!ホームページだけでなく、ブログやチラシにも使えて便利ですよ。
写真のクオリティは絶対に妥協してはいけない
前回の投稿で、文章については「この段階では、ザックリでいい」と書きましたが、画像素材はその逆です。
「画像はシッカリ集めておきましょう」
特に、写真のクオリティは絶対に妥協してはいけません。
写真の良し悪しで、ホームページからの反応・反響は大きく左右されるからです。
カメラマンさんに撮影を依頼する、有料素材を購入する、など、写真を集めるにはお金がかかる場合があります。
「無料でいいじゃん・・・」と言って、クオリティの低い写真(次項参照)を使ってはいけません。
お金をかけるべきところに適切に使えば、その後の展開が大きく違ってくるのです。
写真素材は「財産」です!
ホームページに絶対に使ってはいけないNG写真とは
私自身がホームページ作りをしたり、作成代行に携わるようになって、業種を問わず沢山のホームページを参考にして学んできました。
そこで感じたのは、写真の持つ「吸引力」というのは、決して侮れないものだということ。
下に、ホームページにとってマイナスイメージを与えかねないNG写真の一例を挙げました。
[aside type=”warning”]絶対に使ってはいけないNG写真- 被写体にピントの合っていない写真
- ブレて輪郭がボヤけている写真
- 背景がゴチャゴチャしている写真
- 生活感がにじみ出てしまっている写真
- 暗い場所で撮ったために粒子の荒い写真
- 蛍光灯や白熱灯の下で撮って、色がおかしい写真
- 勝負所に使うべきものが、単に「記録しました」的な残念な写真
視覚的なイメージから与えられるものは、理解力・想像力はもちろん、気持ちも左右します。
写真の情報量は無限です。
もしかしたら文章以上かもしれません。
ホームページの写真は「お見合写真」だと思って、ぜひ妥協せず用意してみてください!
見る環境によって写真のサイズが変わることに気づくべし
スマホで撮った写真は、スマホの小さな画面でしかチェックしたことがない、という人も多いでしょう。記録写真なら、たいがいそれでいいのです。
でももし、スマホで撮った写真を、ホームページの一番の顔ともいえるトップページのヘッダー画像に使う場合はどうでしょう?
スマホ画面だけの小さな世界から、大きなパソコンのモニターに映し出されることもあり得ます。
写真は大きく引き伸ばされて、数十インチもの大きさの画面にまで広がるわけです。
つまり、ピンぼけ、手ブレ、粒子が荒い・・・といった写真が大映しに!
ホームページは、見る環境は1つではありません。
スマホ、タブレット、ノートパソコン、デスクトップパソコンのモニター(あるいは巨大インチのTVの場合もあるかもしれません)、さまざまな端末から見られます。
一眼レフやミラーレス一眼で撮らなければダメ、というわけではありません。
今は、スマホでも十分にキレイに撮れます。
ちょっとした配慮をするだけで、写真は見違えるように上手に撮影できますよ。
まとめ
画像素材、とくに写真は、ホームページのイメージを左右する重要なアイテムです。
スマホの普及で、写真は誰もが気軽に、かつ日常的に撮るようになり、最も身近な表現ツールとなりました。
インスタグラムをする人も、増えましたね。
今や、一般の人でも写真を見る目が肥えてきました。
写真の良し悪しで印象や反応が大きく左右される、ということを十分理解して、画像素材を集めるようにしてみてください!
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